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本共同専攻は、医科学コース(各大学5名程度)と保健看護学コース(各大学5名程度)の2つのコースから構成されています。それぞれ修士(医科学)と修士(看護学)が取得できます。
(各大学5名程度)
>シミュレーション医療教育学
>災害医学特論
>国際保健学特論
放射線災害を含む災害時の医療対応とクライシスコミュニケーション、災害発生前後における防災計画、こころのケアなどをはじめとする種々の災害対応を、専門知識を基に行うことができる人材を育成する。
警察、消防、診療放射線技師、外国人留学生など
(各大学5名程度)
>看護倫理
>災害公衆衛生看護学
>放射線看護学
臨床放射線科業務に精通するのみならず、放射線災害時の緊急放射線被ばく医療や放射線健康リスクコミュニケーション、緊急時における住民とのクライシスコミュニケーションに対応できる看護師、保健師を育成する。
看護師、保健師など
基礎放射線医科学、災害医学概論、リスクコミュニケーション学、
リスクアセスメント概論、被ばく影響学、緊急被ばく医療概論、疫学
1年次に履修する科目は、「災害・被ばく医療科学」を習得するにあたって不可欠な「基礎科目」と、それぞれのコースの専門性を高めるための「専門科目」です。2年次には専門実習を行った後に課題研究で修士論文を作成し、修士号を取得します。
本専攻では、相手大学から10単位以上を履修することが修了要件となります。学生は本籍を置く大学での講義を受講するのに加え、テレビ会議システムを用いて相手大学の講義も受講します。また実習にかかる交通費や宿泊費は、学生の実費負担を原則としますが、実習時期を配慮することに加え、大学の宿泊施設、ゲストハウスなどを使用することにより、負担を軽減します。
長崎大川内村実習、長崎大原爆被爆者医療実習、福島医大救急医学実習、
原子力災害医療実習
両大学の災害・被ばく医療科学分野の教員を糾合し、長崎大学川内村復興推進拠点や福島県立医科大学放射線災害医療センターを活用することに加え、災害・被ばく医療科学の分野で中心的な役割を担う世界保健機関(WHO)、原子力の専門家集団である国際原子力機関(IAEA)、国際放射線防護委員会(ICRP)などから教員を招聘して英語教育を実施します。