お知らせ

2019/10/20   【お知らせ】

日露学生フォーラム2019に災害・被ばく医療科学共同専攻の学生が参加しました

2019年9月23日(月)から9月27日(金)まで、ロシアのモスクワ国立大学で第2回日露学生フォーラムが開催され、災害・被ばく医療科学共同専攻の吉松 直樹さんと加藤 美喜子さんが参加しました。参加した学生より,以下のとおり報告がありました。

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【エクスカーション(体験型の見学会)】
モスクワ大学で日本語専攻の学生による通訳で同大学内,関連施設及びクレムリを巡った。更に,エクスカーションだけにとどまらず,ロシア語で開講される講義等についても日本語の通訳に務め,交流を図ると同時にロシアの歴史,文化について知ることができた。

【日露大学協会総会】
総会では,日本に留学したロシア人学生の就職支援を大学が率先して行っている等,日露の各大学での取組みについて発表が行われた。また,学生の立場からの要望としてビザ取得や単位互換といった点について挙げられた。

【グループワーク】
9つのグループに分かれてグループディスカッションを実施した。Medicineのグループでは,「医療従事者を目指す二国間の学生がどうすれば,互いの国の医療や文化を知ることができ,より医療と相手国に興味を持つことができるか。」というテーマでディスカッションが行われ,「ロシアと日本が経験した原子力災害」について講義を実施するという結論に至った。

【日露学生連盟】
日露間の交流を促進する目的のもと設立した。学生が互いの国の正しい情報を把握するため、日露学生連盟のWebサイトをプラットホーム化し、更に継続的活動を可能とさせるため、長崎大学がエリア長となり、支部を設置することとなった。
 
【総評】
 日露学生フォーラムは、若い世代が、実際にロシアに行って自分の目で見て、また現地の学生と交流し、直接知ることで、ロシアに対するステレオタイプ的な考えを打破する機会を提供してくれるものであった。

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